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ハワイツアーの空き時間
水着じゃないから泳げないけど
メンバーは波打ち際で水遊びなんかしてる
アタシは少し離れた所で
黄金に染まり始める空と海をながめてたら
あいぼんの黄色い声が…
静かな波間にいい感じのカップル
他のメンバーも興味津々で歓声を上げてる
安倍さんや矢口さんまで「いいなぁ」なんて言って
今ごろどうしてんのかなぁ…
ここの海はすっごい綺麗だけど
空も綺麗だけど
吹く風も気持ちいいけれど
楽しいハズなのに
どんなにメンバーたちと大騒ぎしても
キミがいないんじゃ淋しいよ
夕陽が水平線に溶けてもうすぐに暗くなる
これから夜空に広がっていく星屑より
アタシが見たい光を
眩しいほどのキミの瞳を見たいのに
今夜、夢でもいいから側に来くれたらいいのに
アタシはいつだってキミの姿を想い浮かべてるけど
キミは今ごろどこにいるの?アタシのこと想っててくれてるかな?
朝になったら見えなくなる星よりも
確かな愛ってこの世にあるのかな
距離も時間も飛び越えるようなそんな愛があればいいのに
はぁ…なぁんかアタシ女々しいなあ
オトコマエよっすぃーじゃん?
いつも笑顔のよっすぃーじゃん?
だけど今は弱々で情けないアタシ
…しょうがないんだ
大事な特効薬を日本に置いてきちゃったんだもん
「淋しいよぉー!」
いてもたってもいられなくて大声をで叫びながら渚を駆け出す
すぐそこで騒いでたメンバーがビックリしてるけどかまうもんか!
「キミがいないとつまんないよー!!」
あらぬ方向へ走り出したアタシを
セキュリティの人やスタッフが慌てて追っ掛けて来る
向こうの方でマッタリしてたカップルや観光客も
何事?ってこっちを見てる
だけど…だけどかまうもんか!
「アタシはキミと離れてらんなーい!…うぉ〜〜!!」
最後の一言は流石に口に出来ないで意味不明な雄叫びをあげる
『あいしてる』なんて本人の前でも言ったことない言葉
だけどいつも想ってる言葉、胸の内では叫びながら
逢いたいよ…早くキミに逢いたいよ
「ごっちぃーん!」
暮れていく海辺でキミの名前を呼んでる
アタシの声が聞こえる?
薄暗く成り始めた空に光る一番星が
返事するみたいにキラリとウインクしたのは
キミもアタシを呼んでる印?
それとも滲んだ涙のせいなのかな…
帰ったら速攻逢いに行くからね
キミがどこにいたって逢いにいくからね
end
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